左官フォーラムみえ2017

予約制・入場無料

2017年12月2日(土)

13:30〜16:00 (13:00開場)

三重県総合文化センター
 レセプションルーム

パネリスト

久住 章 左官

松場登美 デザイナー

大室佑介 建築家

コーディネーター

植島啓司 宗教人類学者

写真: 松原豊

左官フォーラムみえ2017

家を建てる時、当たり前だった土壁が、
いつの間にか塗られなくなりました。
左官の仕事がなくなってゆきました。
それはなぜでしょうか?
日本古来からある伝統的な家づくりは、
今の時代に合わなくなったのでしょうか?

そのようなシンプルな疑問をテーマに、
左官、建築家、生活者の立場からお話しいただき、
左官の未来について考える機会とします。

ご挨拶
基調スピーチ
  • 大室佑介 建築家
  • 久住 章 左官
  • 松場登美 デザイナー
土壁談義
  • コーディネーター
  • 植島啓司 宗教人類学者
  • パネリスト
  • 大室佑介
  • 久住 章
  • 松場登美

大室佑介

おおむろ ゆうすけ

建築家

1981年、東京都生まれ。2007年、多摩美術大学大学院修了後、磯崎新アトリエ勤務を経て、2009年に大室佑介アトリエを設立。2014年より三重県津市白山町に移住し、三重と東京との二拠点生活を送りながら、三重の土地を故郷にすべく活動している。2015年に空き工場や倉庫を利用した美術館群「私立大室美術館」を開館し館長に就任。年に数回のペースで企画展示を開催しており、来年には新館が開館予定。

久住 章

くずみ あきら

左官

1948年、兵庫県淡路島生まれ。18歳で左官を始め、京都の数寄屋左官卯田惣次氏に師事。その後、全国で漆喰の伝統工法の講師を務める。33歳の頃、群馬の土蔵左官出牛政雄氏に師事。1984年から98年までドイツのアーヘン工科大学の講師となる。卓越した技術と独特の感性で多くの建築を手掛け、名実ともに左官の頂点に立っている。1984年兵庫県技能顕功賞、99年吉岡賞、日本建築学会文化賞を受賞。

松場 登美

まつば とみ

デザイナー

1949年、三重県津市生まれ。1991年、夫の故郷島根県大田市大森町で、実家の松場呉服屋の片隅で布小物の製造販売を始める。1998年に(株)石見銀山生活文化研究所を設立。「群言堂」として商品の企画、製造販売を手がけ、全国の百貨店などで展開している。また、13年かけて修復した築230年の武家屋敷「他郷阿部家」で、古き良き時代の良さを大切に、新しい価値観を提案する暮らしの場として宿の女将も務める。

植島 啓司

うえしま けいじ

宗教人類学者

1947年、東京都生まれ。1972年、東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学。関西大学教授、ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、人間総合科学大学教授を歴任。2015年から京都造形芸術大学空間演出デザイン学科長。1970年代から世界各地で聖地の調査を続ける。著書に『聖地の想像力』『世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く』『伊勢神宮とは何か』など。

左官フォーラムみえ2017

「土の壁に学び、遊ぶ」
(先着200名様)

2017年12月2日(土) 13:30〜16:00

三重県総合文化センター レセプションルーム
津市一身田上津部田1234

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  • ■ 近鉄名古屋線・JR紀勢本線・伊勢鉄道「津駅」西口より徒歩約25分
  • ■ 「津駅」西口より三重交通路線バス(系統番号89)約5分
  • ■ 伊勢自動車道「津IC」より車で約10分/「芸濃IC」より車で約15分

主催:左官フォーラムみえ2017実行委員会 共催:三重県左官業組合連合会 後援:一般社団法人三重県建築士会